太陽が最後を迎える時

僕たちの人間が生きていけるのは太陽のおかげです。

しかし、その太陽もいずれ寿命がきてその生涯を終えます。
「太陽」が生涯を終える時、どのような現象が起こるのでしょうか?

今回は、「太陽」の最後についてふれていきます。

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太陽の大きさ

太陽の直径は約140万kmで、地球の109倍の大きさです。
地球が直径5mm程の砂粒だとしたら、太陽はバスケットボール位の大きさになります。

太陽活動の一つ、プロミネンスの大きさだけ見ても、地球の3倍以上はあります。

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出典 NASA

温度

表面温度は6000℃程なのに、太陽の周りのコロナの温度は200万℃もの高温です。
この未だ謎ですが、太陽活動の一種のフレアが原因ではないかと言われています。
因みに、鉄は約1500℃で溶けてしまいます。
地球上で一番融点が高い高い炭素でも3500℃で溶けてしまい、約4800℃で蒸発してしまいます。
太陽に近づいた天体は全て蒸発させてしまう温度。コロナの温度は、信じられない位高温なんです。

太陽も移動している

太陽系の中心にズンと居座ってるイメージの太陽ですが、太陽も銀河系の中心を軸に移動しています。

その速さもなかなかのもので、1秒間で約19㎞もの距離を移動しているんです。
1秒間で約19㎞、、、。時速2,280kmです。凄まじい速度で移動する太陽の周りを私たちの地球も回っています。

そんな太陽も永遠ではありません。太陽にも最後の時はあります。

太陽の最後

太陽が熱や光を持っているのは、内部で核融合反応しているからです。

水素が集まって反応してヘリウムになります。

という事は、太陽の中の水素はどんどん減っていってるという事になります。
実際、徐々に減っていて、約60億年後には太陽の中の水素がなくなると言われてます。
それでも太陽は活動を続けようとして、周りの水素を取り込み始めます。
その結果、太陽は膨張し始めます。
(このような恒星の段階を赤色巨星といいます)
(太陽の30倍以上の恒星の最後はブラックホールになります)

最終的には、水星・金星を飲み込み、蒸発させて地球近くまで膨張すると考えられています。

膨らみ続けて外層を宇宙空間に拡散させた太陽はほのかに輝く“白色矮星”(はくしょくわいせい)となります。

白色矮星の大きさは地球位の大きさですが、1㎤あたり数トンの高密度です。
白色矮星は冷たい宇宙空間で徐々に冷やされ、輝きを失い本当の最後は大きな石の塊のようになってしまいます。

そんな太陽よりももっともっと大きな恒星が宇宙には信じられない位たくさんあるんです。

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