巨大な重力により1千万個から1兆個以上の星(恒星)が集まった集合体の事を“銀河”と呼びます。
巨大な重力とは、大質量のブラックホールです。
1000万個から100兆個の星の集合体と言いましたが、かなりの差があります。
(因みに僕達の天の川銀河は約3000億個の星の集り)
一言に銀河と言っても沢山の種類があるので、みていきましょう。
銀河の種類
・渦巻き銀河
写真などで1番良く目にする銀河の種類かと思います。
名前の通り、台風の様に渦を巻いています。
代表的な銀河にアンドロメダ銀河(M31)
があります。

アンドロメダ座銀河 出典 : Wikipedia
とても綺麗ですね。
アンドロメダ銀河の中には、約1兆個もの恒星が存在します。
僕らの地球と同じ様な惑星があってもおかしありません。
アンドロメダ銀河は少しづつ私たち銀河系に近づいています。
そんな神秘的な事実もあって、アンドロメダ銀河は個人的にとても好きな銀河です。昔安い望遠鏡でよく探してました。
写真のようには見えませんが、ぼんやりと何かあるな。。。という感じに見ることが出来ます。
・レンズ状銀河
渦巻き銀河と似て凸レンズの様な形をしてますが、渦巻きが無く、渦巻き銀河よりガスが少ない銀河です。

NGC2787 出典 : Wikipedia

りゅう座 NGC5866 出典 : Wikipedia
宇宙には銀河が密集している空間とそうじゃない空間があります。
レンズ状銀河は密集してない空間に多く見られます。
・楕円銀河
楕円銀河は渦巻き銀河と違って、銀河の回転運動が見られません。
恒星がランダムに動いて銀河を形成しています。
(渦巻銀河等は、銀河の中心に向かって円を描きながら動いている)

おとめ座 M87 出典 : JAXA
楕円銀河は銀河団の中心に存在する事が多いです。
このM87もおとめ座銀河団の中にあります。

おとめ座銀河団 出典 : Wikipedia
・その他
他にも不規則銀河や子持ち銀河などが存在します。
宇宙全体で見れば僕たちの天の川銀河なんて本当に宇宙の一部分でしかありません。
太陽系の地球に住んでいる僕たち人間なんてほんとにほんとに一部分。
辛いこ時もありますが、悩んで無いで、今を楽しもう!
いつも星を見ながらそんな事を考えてます。