世界寄付指数ランキング2017年が発表されました

イギリスのチャリティー団体【Charities Aid Foundation(CAF)】が2017年度『世界寄付指数ランキング』を発表しました。

『世界寄付指数ランキング』とは、世界140ヵ国の慈善意識の高さをランキング付けしたもので、調査項目は

  1. 誰かの手助けをしたか?
  2. 何らかの募金をしたか?
  3. 誰かのために時間を使ったか?

の3つ。

それぞれのランキングの他、総合ランキングも発表されます。

前年、2016年度の日本の総合順位は140ヵ国中、114位という残念な結果でした。

『おもてなし』の国。日本!
名誉挽回できたのでしょうか?

それでは、2017年度のランキングを見ていきましょう。

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2017年度世界寄付指数ランキング

総合ランキング堂々の1位はやっぱり『ミャンマー』

なんと国民の91%の人が過去1か月間に金銭を募金に使ったと回答しています。
ミャンマーの人口は約5300万人ですが、内4800万人以上の人が募金をしているということ。
発展途上国だというのも理由の一つだとは思いますが、国民ひとりひとりに助け合いの心が無ければこの結果は出ません。

日本の総合ランキングは?

世界寄付指数ランキング2017 日本の順位は

世界寄付指数ランキング2017 出典:Charities Aid Foundation

気になる日本は111位。
前年度の114位よりかは若干順位を上げたものの、世界の中では平均以下。

しかし、募金のランキングでは46位と一応上位には付けたかなという感じ。

世界で一番他人に情けをかけない国は?

ワースト1位という表現が正しいのかはわかりませんが、ランキング最下位は「カンボジア」でした。(前年度は「中国」)
「カンボジア」は貧富の差が大きくとてもじゃないけど他人の援助なんてやってられないという人も多いので、決して国民がみんな冷たいというわけではありません。

世界で一番人助けをしている国

誰かの手助けをしたか?のランキングで1位だった「シエラレオネ」という国。
国民の81%が困っている人を見つけたら手を貸すと答えた素晴らし国です。

ここで「シエラレオネ」という国がどんな国か調べていた時に得た豆知識を1つ紹介。
「シエラレオネ」の国旗を見て『これは!?』と思いました。

なんかどこかで見たことありませんか?




そうです『FamilyMart』です。

残念ながら、「シエラレオネ」と『FamilyMart』はなんの関係もございません。

最後かなり脱線しましたが、、、いかがでしたか?
日本は住みやすい国上位に位置しますが、助け合いをする国ランキング135位。
76%人が困っている人を見つけても手を貸さない。という結果でした。

『おもてなし』の心はあっても『支援』しない日本人。
多くの日本人(僕もそうですが…)は確固たる自我を持たずに、他人との協調性ばかり気にして周囲に影響されすぎています。
『口コミ』さえ広まればどんな商品でも買ってしまうのが日本人
だから落ちているゴミを拾うにしろ、

「みんなやってないから…」

「そんなことしてたら恥ずかしい…」

と思ってしまいなかなか行動に移せない人がほとんど。

でも逆に言えば、
「困っている人が居ればそれを助けるのが当たり前!」
という風習が一度定着すれば、アウトローな生き方をしている人以外、
「全国民が助けあい、支えあい生きている国」になるということです。

そんな日がくるといいですね。

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