野球の始球式で空振りする理由

短編記事

野球の試合の前にはセレモニーの一環として『始球式』があります。

ゲストが登場し、マウンドから1球投げ、バッターは空振りします。

今じゃ当たり前ですが、始球式はいつから始まったのでしょうか?
また、始球式でバッターが空振りする理由とは?

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始球式の始まり

野球の試合の前に始球式をしたのは日本です。
その始まりは、1908年に遡ります。

1908年11月22日
アメリカリーグのチームと早稲田大学野球部の試合の際、早稲田大学創設者の『大隈重信』が行ったのが初の始球式でした。

アメリカでも、1910年に当時アメリカ大統領だった、『ウィリアム・ハワード・タフト』氏がメジャーリーグの「ワシントン・セネンタース」の試合で初めて始球式を行いました。

以来、アメリカでは開幕式には大統領が始球式を行うことが恒例行事になっています。

始球式で空振りする理由

大隈重信による初の始球式ですが、当時、大隈重信は70歳前。

お年を召された大隈重信の投球は一塁側ベンチ方向に大きくそれてしまいます。
早稲田大学創設者の大隈重信に恥をかかせまいと、当時の早稲田大学1番バッターがわざと空振りしストライクにしたのが始まりです。

人情を感じるいい話です。

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