皆さんこんにちは。
2018年年始早々体調を崩して、今年一年思いやられる当サイト管理人です。
病み上がり故、、、今回も短辺記事です。
以前、『空はなぜ青いの?』という記事を書かせて頂きました。
今回は、それに関連する自然現象。
夕焼けはなぜ赤いのか?についてふれていきます。
日中は青い空なのに、夕方になると赤く染まる空。
なぜこのような現象がおこるのでしょうか?
空はなぜ青い?
以前の『空はなぜ青いの?』でもお話しましたが、
簡単に説明すると、
光(可視光線)というのは大きく分けて7色です。
そして、光には波長と呼ばれる波の大きさが存在し、
波長が長いものほど遠くまで光が届きます。
逆に、波長が短いものは散乱しやすく遠くまで届きにくいという性質を持っています。
僕たちが見る事の出来る可視光線は、
波長の長い方から、
赤色
オレンジ色
黄色
緑色
青色
藍色(あいいいろ)
紫色
の7色です。
空が青く見えるのは、この7色のうちの、青色が空気中の酸素などで散乱するからです。
青色だけが大気中で散乱するため、空が青色に見えるという訳です。
では、夕焼けの赤はどうでしょう?
夕焼けはなぜ赤いの?
昼間の青い空とうってかわって、夕方になると赤色になります。
これも、実は空が青く見える現象とよく似た現象なんです。
注目すべきは太陽の角度!
昼間は太陽が真上にあります。
その場合、太陽光が地表に届くまでに通る大気の長さは
単純に地表から大気圏までの垂直の長さになります。
しかし、夕方になると太陽が沈みます。
太陽が沈むと、太陽光が通る大気の長さが長くなります。
(100m先のラインに真っすぐ進むより、斜めに進んだ方がその距離は長くなる)
その結果、
可視光線の青 以外にも波長の短いその他の色も散乱してしまい、
最終的に最も波長の長い(遠くまで届く)赤色が私たちの目に飛び込んでくるという現象がおこるんです。
つまり、空気層(光が散乱するきっかけ)が長くなれば赤く見えるということです。
地球の大気圏が今よりももっと高ければ(広い)昼間でも赤い空という奇妙な世界だったかもしれませんね。
こちらの記事では、水とペットボトルを使って夕焼けが赤色になる原理を実験しています。
お子様とご一緒に実験してみては?
『空の色が青や赤に変化する仕組み~子供の実験部屋』