皆さんこんにちは。
スノータイヤの脱着時期を毎年間違える当サイト管理人です。
宇宙や、深海などまだまだこの世界にはわかっていないことがたくさん存在します。
「頭のいい博士クラスの人ならわかってるんでしょ」
と思うような事柄でも、実は何もわかっていない!なんてことも珍しいことではありません。
今回は、
未だに解明されていない謎についてのお話です。
プラシーボ効果
“病は気から”ということわざがありますが、
気分次第で病気があたかも治ったように感じるケースは存在します。
薬理効果が全くない薬(偽薬)を万能薬だと言われ信じて飲むと、本来なら投薬しないと消えないはずの痛みなどが緩和されることがあります。
これを「プラシーボ効果」といいます。
不眠症や痛みなどの症状には偽薬は効きやすいようで、副作用などのリスクが大きい時は家族の同意のもと偽薬を処方されることもあるようです。
この「プラシーボ効果」でなぜ本当に痛みなどが消えるのかはよくわかっていません。
全身麻酔が効く仕組み
全身麻酔は主に2種類の方法で行われます。
- 吸入麻酔
- 静脈麻酔
吸入麻酔の場合、「セボフルラン」や「イソフルラン」といった麻酔薬が使われます。
静脈麻酔の場合「プロポフォール」が使われますが、、、
実は、これらの麻酔薬がどのように脳に働いて意識を失わせているのかはよくわかっていません。
わかっていることは、麻酔薬を投与している間は意識がなくなり、
投与をやめれば意識が戻る。ということ。
少し怖い気もしますが、医学の世界ではわかってる、わかってないよりも、
安全に処置できてきた実績の方が価値があるんですね。
100年以上前から全身麻酔は行われていますが、実績が少ない頃の患者さんは気が気じゃなかったでしょうね、、、。
太陽の表面よりコロナの温度が高い理由
太陽の表面温度はおよそ6,000℃なのに対し、
太陽の表面より10,000㎞以上離れた「コロナ」の温度はなんと!
200万℃もの高温です。

皆既日食の時に撮影されたコロナ 出典:Wikipedia
「コロナ」はプラズマの一種ですが、
コロナが発生する仕組みも、どうしてコロナの温度が超高温になるのかも未だわかっていません。
【 太陽が最後を迎える時 】
暗黒物質(ダークマター)
宇宙には暗黒物質(ダークマター)と呼ばれる、
質量はあるのに色もなく見えない物質が存在します。
全宇宙の26.8%を占めるとされる暗黒物質は、それを構成している素粒子すら不明で、その正体は全くの謎です。
水の謎
毎日口にし、目にする水は「異常液体」と呼ばれ、謎が多い液体です。
- 個体の方が液体よりも密度が高く、固化した液体はその液体に沈みます。
しかし、水は沈まずご存知の通りプカプカ浮きます。 - 物質は温度が下がれば収縮していきます。
しかし、水は0℃~4℃の範囲は逆に膨張します。
これらの現象は自然界の法則を完全に無視したもので、そのメカニズムは謎に包まれています。
【 異常な性質をもつ「水」という物質 】
量子の性質(二重スリット実験)
光の一種である「量子」は世にも珍しい性質をもっています。
「量子」は状態が重なって存在します(粒であり、波でもある)
そして、量子の状態は人が“観測”することで変わります。
まるで意思をもっているかのように、、、。
↓こちらの動画は量子の「二重スリット実験」の動画です。
量子の状態が観測することで変化する様をわかりやすく紹介されているので載せておきます。
この「量子」の性質を利用してGoogleなどが『量子コンピューター』の開発を手掛けていますが、
「量子」の状態が変化する謎は未だに解明されていません。
サヴァン症候群
知的障害や、発達障害をもって生まれてきた子はある分野において常人以上の能力を発揮できるケースがあります。
そのような症状を「サヴァン症候群」と言います。
サヴァン症候群の症状には、
- 時計を見ずに時間を言い当ててしまう(時間的認知力が優れている)
- スケールも使わずに正確な距離や長さがわかる(空間的認知力が優れている)
- 一度物を見ただけで詳細に記憶してしまう(映像記憶力が優れている)
- 常人以上の速さで、多い桁数の計算でも暗算できてしまう(計算能力が優れている)
- 本を一度読んだだけで、全て暗唱できてしまう(記憶力が優れている)
- 絵を書いたりすると人並み外れた才能を発揮する(芸術的な能力に優れている)
などがあげられます。
画家の「山下 清」さんもサヴァン症候群だったのではとかんがえられています。
サヴァン症候群の原因は諸説あるもののいまだ原因はわかっていません。
いかがでしたでしょうか?
人間の脳の謎や、時空(時間はなぜ流れるのか)も未だ完全にわかってはいません。
理由も原因もわからないことだらけの世界で僕たちは生きているんです。