チョコレートを食べると“鼻血”が出やすいのはなぜ?

皆さんこんにちは。

酒飲みで甘党の当サイト管理人です。

『チョコレートを食べすぎると鼻血が出る!』という言葉を聞いたことがあるかと思います。

一見、子供がチョコレートを食べ過ぎない為の親の躾のようにも聞こえますが、
実際私は子供の頃によくチョコレートを食べて鼻血を出していました。

しかし、鼻血が出たのは子供の頃だけで、大人になってからはチョコを多く食べても鼻血が出ることはありません。

このような経験をしたことがある方も少なくないかと思います。

なぜ?チョコレートを食べると鼻血が出るのでしょうか?

今回は、チョコレートと鼻血の関係に迫ります!

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チョコレートにはカフェインが入っている

ご存知の方も多いと思いますが、チョコレートには“カフェイン”が入っています

その量は、板チョコ一枚でおよそ 10mg!

コーヒー一杯で約60mg程のカフェインが含まれている所を見るとなかなかの含有量です。

カフェインを摂取することで鼻血が出るの!?

続いて、カフェインの効果について見ていきましょう。

カフェインの効果

カフェインを摂取すると体に様々な変化が起こります。

眠気が覚める!

カフェインには、眠気を誘う“アデノシン”の働きを押さえる効果があります。

コーヒーを飲むと目が覚めるのは、体内の“アデノシン”の働きが抑制されるからなのです。

血管収縮によって起こる様々な効果!

カフェインを摂取すると、血管が収縮します。

これにより血圧が上がる事になりますが、血管拡張が原因の頭痛などが改善されます。

また、心臓の動きが強まり、ドキドキしたり心拍数が上がったりします。(強心作用)

この強心作用によって、集中力が高まるといった効果もあります。
(仕事中にコーヒーが欠かせない方もおられるのでは?)

カフェイン中毒!(依存性)

カフェインを長年飲み続けると、体が異常にカフェインを欲するようになる(依存症)可能性があります。

眠気を冷ましたり、集中力を高める効果をもった便利な“カフェイン”ですが、体にとって都合のいい物質を簡単に摂取できるとなると、体が過剰に欲し始めるようになります。
(タバコも“ドーパミン”を手軽に出すことができる“ニコチン”を簡単に摂取できるので体が欲します)

鼻血が出る原因は血管収縮にあった!

チョコレートを通してカフェインを摂取することで、若干ながらも血管が収縮し、血圧が上がります。

コーヒー一杯と比べると微量なカフェインですが、カフェインに対して敏感で血管も小さな子供が摂取することで、少し傷ついた細い血管なんかは簡単に破れてしまいます。

子供といえば、やたら“鼻くそ”をほじりますよね?(私もよくやってました 笑)

鼻くそを強くほじってしまい鼻の内部を傷つけてしまい鼻血が出るなんてことも日常茶飯事です。

子供がチョコレートを多く食べると鼻血が出るメカニズム。それは、

  • 過去の鼻血の跡
  • 傷ついた血管
  • 子供の細い血管
  • カフェインに敏感

これらが重なることで、鼻血が出やすくなるのです。


体質でカフェインに対して 強い・弱い 人も存在します。

大人でもカフェインに弱い人はチョコレートを食べすぎると過剰に反応してしまう事だってあります。

カフェインの摂取量は1日に400mg程度に抑えるのが理想です。

コーヒー換算なら6杯程度(お茶などにもカフェインは入っているので注意)

カフェインを摂取するのに最適な時間は、起床後・昼前・昼寝するなら昼寝前 がいいです。

就寝6時間前からはあまり摂取しない方がよく眠れると聞いたこともあります。

決して体に悪いものではない“カフェイン”ですが、摂取するタイミング・摂取量を間違わないように調整してうまく利用したいですね。

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