昔話に出てくる宝箱に入ってる「サンゴ」あれって何?

『舌切り雀』や『桃太郎』
なじみ深いお話ですが、どちらも“宝”を持ち帰るシーンがありますよね。

宝箱の中には金銀財宝がどっさり入っている訳ですが、その中にひっそりと「サンゴ」が入っている絵を見たことがある方が多いと思います。

昔話の宝箱の中に度々描かれる「サンゴ」

あれって、宝なの???
と思われる方も多いと思います。

今回は、「サンゴ(珊瑚)」の価値についての話です。

スポンサーリンク

「サンゴ」は実はとても価値のある物!

実は、「サンゴ」はとても価値のある物なのです!

サンゴは磨けば美しく光る宝石のようになります。

その美しさから指輪やネックレスに使用されるほどです。

昔も高価な髪飾りなどにも使用されていました。

特に「赤サンゴ」はとても美しく、世界的にも人気が高いサンゴで、高値で取引きされています。
(確かに、昔話の宝箱の挿絵に描かれるサンゴは赤色が多いですよね)

サンゴはどこでも採れる訳ではありません。

環境が整った場所でなければサンゴは育ちません。

現在、地球環境の悪化によって世界中のサンゴが少しづつ死んでいっています。

そういった背景もあって「サンゴ」の価値はどんどん上がっていくのです。

サンゴの密漁なんかも問題になってますよね。

よって!

昔話に出てくる宝箱の中の「サンゴ」は価値の高い「宝」である!ということになります。

アクセサリーとしても美しい「サンゴ」ですが、「サンゴ」は海の生態系を維持する非常に大きな役割を補っています。

海洋生物に不可欠な生態システムを提供している「サンゴ」を破壊し、採り尽くしてしまえば、海洋生物の生態系が崩れ、様々な動物(人間を含む)が影響を受けることになります。

まさに、「サンゴ」は宝!!

美しいものを身に着けたい感情はどうしようもないとしても、地球環境に対する関心は少しでも持っておきたいですね。

スポンサーリンク
最下部フォローミー

シェアする

フォローする

おススメ記事(広告)