ホワイトハウスが白い理由

ホワイトハウスは、会談や、記者会見、会議など、大統領が職務をこなす為の大統領府であると同時に、大統領とその家族が暮らす住居でもあります。
ホワイトハウスは日本でいう所の、“皇居” のようなもので、アメリカの象徴でもあります。

ワシントンD・C ホワイトハウス    出典 : Wikipedia

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ホワイトハウスは最初から白かった?

ホワイトハウスはが建設されたのは、1800年。

今より約200年も前に建てられています。
200年も前の建物なのに、ホワイトハウスの形は完成当初の形とほぼ同じです。
色も完成当時から白っぽい建物でした。(漆喰が塗られていた)

しかし、“ホワイトハウス”と呼ばれるようになるのはもう少し先です。

ホワイトハウス焼失?

ホワイトハウス完成から12年後の1812年。
ナポレオン戦争をきっかけにアメリカとイギリスの間に戦争が勃発します。“米英戦争(インディアン戦争)”

この戦争で、首都ワシントンが焼き討ちにあってしまいホワイトハウスも焼失してしまします。

首都ワシントンの焼き討ち    出典 : Wikipedia

焼失と言っても、全てが無くなった訳ではなく、石でできた外壁等はそのままの状態で残っていました。

大統領官邸が焼けてしまったアメリカは当然、元通りに修復します。
その際、焼けて変色してしまった外壁は綺麗な白いペンキで塗りなおしています。

“ホワイトハウス”と正式に命名

最初に“ホワイトハウス”と正式に命名したのは、第32代アメリカ合衆国大統領である、“ルーズベルト大統領”です。
1901年にルーズベルト大統領が大統領令で、それまでの名称、“エクスキューティブ・マンション” から“ホワイトハウス”へ正式に名称を変更しました。
それ以降、親しみ深い“ホワイトハウス”という名称で呼ばれ続けているということです。

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