皆さんこんにちは。
犬かきしかできない“カナヅチ”の当サイト管理人です。
海には10兆個を超える『ゴミ』が散乱しています。
海底に沈んでしまっているものはほぼ回収不可能かもしれませんが、
プラスチックゴミなどの海面に浮かぶゴミは別です。
今年!(2018年)大きなプロジェクトがスタートしようとしています。
今回は、海に浮かぶゴミを回収するために奔走する青年と壮大なプロジェクトをご紹介します。
Boyan Slat(ボヤン スラット)氏

ボヤン スラット氏 出典:Wikipedia
1994年にオランダで生まれた「Boyan Slat」(ボヤン スラット)さんは、
16歳の時(2011年)に、ダイビング中に魚よりもゴミの方が多かったことに衝撃を受けました。
当時高校生の若さでありながら海洋汚染について研究し、“循環型海流”を利用して海に浮かぶゴミを回収するシステムを構築しました。
そして2年後の18歳時、非営利団体である『オーシャンクリーンアップ』を設立し、多くの支援を受けることができました。
『オーシャンクリーンアップ』
ボヤン スラットさんの構築したシステムはいたってシンプルで、“海流”の通り道にV字のフロートを設置し自然にゴミを集め回収するというもの。
『オーシャンクリーンナップ』HPより
現在、2018年中には最初の浄化システムを設置する計画になています。
現在の船での網引きで太平洋のゴミを全て回収するのは8万年かかると言われていますが、
ボヤン スラットさんは、太平洋に浮かぶゴミを5年後の2023年までに50%にまで減らす計画を立てています。
『オーシャンクリーンアップ』では、プロジェクトの為の寄付を募っています。
美しい地球の海を後の時代に受け継がせたいものです。
興味のある方は、是非ご覧になってください。
既に捨ててしまったのもを回収することももちろん大切ですが、
現代の、たくさん作ってたくさん捨てる習慣を少しは改善しなくてはならない時が来たのかもしれません。
私は滋賀県出身で大きな琵琶湖の近くに住んでいます。
決して綺麗とは言えない琵琶湖を見ながら育ちましたが、ボヤン スラットさんのような感情も抱かず、行動も何もしてきませんでした。
奇しくも、ボヤン スラットさんと、私は同じ誕生日でした。(7月27日)
しかし、年は私の方が9つも上です。
年下の青年が、地球の為に奔走しているかたわら、、、。
私は、独善的な生き方をしています、、、。
非常に考えさせられました。
全てにおいて敗北したかのような劣等感を感じながら今日は眠りたいと思います (ーー;)