身近な症状で一風変わった病名

「サザエさん症候群」⁉

「ジャイアン症候群」⁉

多くの人が一度は経験したことがあるであろう症状に一風変わった病名がついています。

今回は、身近な症状で変わった病名の病気をご紹介します。

スポンサーリンク

「アイスクリーム頭痛」

アイスクリームを食べた時、頭が“キーン”と痛くなるアレ

あの頭痛には名称がついていますが、そのまんま「アイスクリーム頭痛」です。

なぜ、アイスクリームを食べると頭が痛くなるのかは、実はよくわかっていませんが、

  • 冷たいものを食べ、体温が下がらないように血管が膨張し一気に血が流れるため。
  • 喉を冷たいものが通ることで三叉神経(さんさしんけい)が刺激され、結果脳が痛みと認識してしまう。

といった考え方が有力視されています。

体質によってなりやすい人となりにくい人がいるようです。

因みに僕は「チョコバリ」が大好きです。
(当たりが出たためしなし)

「サザエさん症候群」

休日が終わって、明日から学校・会社、、、。

とても憂鬱ですね、、、。

安心してください。
どんなに偉い人でも同じような感情はもっています。

しかし、この症状が重い人もいます。
一種の「うつ病」ですが、休日の後『次の日から学校・会社だ』という現実に直面したとき、気分が憂鬱になって、体調不良・倦怠感を感じる症状を「サザエさん症候群」と言ったりします。

なぜこのように呼ばれているかはわかりますよね、、、。
『サザエさん』の放送が日曜日の夕方(休日の終わり)にあるからです。

僕も、『サザエさん』や『笑点』を見てると何とも言えない倦怠感にかられます、、、。
(あまり楽しく見れない、、、)

「のび太・ジャイアン症候群」

造語ですが、ADHDの症状のことです。

『ドラえもん』の「のび太」や「ジャイアン」に典型的なADHDの症状がみられることから、愛称をつけてそう呼ばれることもあります。

ADHD患者の「のび太型」こと「不注意優勢型」は、
集中力がなく、整理整頓が苦手。いつもぼ~っとしてしまう症状です。

一方、「ジャイアン型」こと「多動・衝動性優勢型」は、
落ち着きがなく、自分の思い通りにならないとすぐに不機嫌になり感情を爆発させてしまう症状です。

まさに、「のび太」と「ジャイアン」です。
ADHDは子供と一番長く接する“親”が気づいてあげなければいけない病気です。
子供がわがままで、落ち着きがないのは当たり前のことですが、少しでも『他の子よりひどいかも』と感じたら、一度受診してみてもいいかもしれません。
(幼稚園・保育園に通ってる場合、先生方もよくご存じですので一度相談してみるのもいいかもしれません)

「不思議の国のアリス症候群」

「不思議の国のアリス症候群」とは、見えるものが異様に大きく見えたり小さく見えたりする症状を言います。

主に『EBウイルス』の初期感染時にみられるようです。

『EBウイルス』といえば子供のころに一度は感染したことがある人も多いはず。
僕は覚えていませんが、子供のころに「不思議の国のアリス症候群」の症状を体験したことがある人は多いといいます。

まれに、大人になってからもこの症状がでる人もいます。

「噛みしめ呑気症候群」

「噛みしめ呑気症候群(かみしめどんきしょうこうぐん)」とは、
何らかのストレスなどが原因で、奥歯を噛みしめた状態が続き唾と一緒に空気も飲み込んでしまう症状です。

これによって、胃腸に空気がたまって『ゲップ』や『腹部肥満感』がおこります。
また、奥歯をかみしめる時間が長いので、肩こりや頭痛といった症状も出ることもあります。

治療は、ストレスを取り除くこと、
意識的に奥歯を離すように生活することです。
(消化器官が原因の場合もあるので注意)

「むずむず脚症候群」

下肢静止不能症候群(かしせいしふのうしょうこうぐん)とも呼ばれ、
夕方から夜にかけて主に脚がむずむずして落ち着かず、じっとしていられない症状です。

原因は未だによくわかっていませんが、ドーパミンの機能低下や何らかの原因で末梢神経が異常をきたしていると考えられています。

治療にはストレッチやマッサージ、カフェインなどを抑える食生活の改善などがあります。

僕も妻も恐らく「むずむず脚症候群」です、、、。
共々、脚をあげると少しマシになるので、夜にテレビを見ている我が家に来ていただくと、まれに、脚をあげるためのソファーの場所取り合戦をご覧いただくことができます。

「燃え尽き症候群」

「燃え尽き症候群」とは、
自分の考えや教え、夢に向かって懸命に努力し、人生を捧げたにもかかわらず、結果が伴わなかった時。
慢性的なストレスや徒労感で完全に意欲を無くしてしまう症状です。(うつ病)

発症すると、お酒の量が増えたり、会社をサボりがちになったり、常にイライラしたりします。

長い人生を生きた大人だけでなく、
死に物狂いで猛勉強した受験生にもよく見られます。

努力・行動することは大切ですがムリは禁物です。

『みんな同じでしょ』と思い込んでいても、実は自分だけなんてこともよくあります。
体の不調とまでいかなくとも、自分のことを包み隠さず話せる相手をひとりでも多く見つけ、自分のことを話すことで潜んでいた病気を知ることができるかもしれません。

今回、

僕も、「燃え尽き症候群」にないうちに今日の記事の執筆を終えたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

スポンサーリンク
最下部フォローミー

シェアする

フォローする

おススメ記事(広告)