アイロンでシワが取れる科学的な仕組み

皆さんこんにちは。

学生時代は、ポロシャツにブレザー。
社会人になっても自由服で、カッターシャツとは無縁の当サイト管理人です。

会社や学校でカッターシャツを着用されている方は、シャツへのアイロンかけが毎日の日課かと思います。

アイロンは、熱と蒸気でシャツのシワを取ることがてきる便利な道具です。

しかし、なぜ、アイロンでシワが取れるのでしょうか?

秘密は“熱”にありそうですが…。

今回は、アイロンでシワが取れる仕組みを科学的に見ていきましょう。

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アイロンでシワが取れる仕組み

そもそもシャツはなにでできているでしょうか?

シャツは繊維が集まって出来ています。

その繊維も、分子がたくさん集まって出来ています。

そして、“シワ”ができるということは、繊維が(分子が)シワの部分で引っ張れ、折り曲げられた状態になることです。

この、引っ張られて折り曲げられた繊維(分子)を元の状態に戻すことができれば“シワ”は取れます

熱で分子の動きを活発に!

シワがシワのままであるということは、シワになった繊維(分子)が動いていないということです。

別記事の『電子レンジの仕組み』でもご説明したように、分子は熱を加えることで活発に動き回ります

熱エネルギーによって分子の振動が激しくなるのです。

その結果、自由に動けるようになった分子は、元の引っ張られていない状態に戻ろうとします。

繊維自体もアイロンのスチーム(水蒸気)で濡れて膨らみ、折れ目が緩くなります。

アイロンは上から押さえることでシワを伸ばすと思っていましたが、
アイロンの熱・蒸気によって、分子レベルで効果的にシワを伸ばす仕組みになっているんですね。


分子レベルで、科学的にシワを取るので、なにも上から押さえなくてもシワは取れます。

少し前ですが、ハンガーに掛けたままシワを取るアイロンなんかも商品化されています。

毎日のように便利な世の中になっていきますね。

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